ファシリテーションって?
一般的な意味ではー会議・ミーティングなどの場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し、合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させる手法・技術・行為の総称ーと定義されています。(引用:Wikipedia)
ココシス・メソッドでは?
私達は、これにプロジェクト推進やチームビルディングなど、時間を経ながらチームメンバー個人の成長に働きかけることを大切にしています。ココシス・メソッドでは会議・プロジェクト・チームビルディングなど複数の個人が構成する集団の相互理解と合意形成と運営推進を支援・促進すること、と定義します。
そしてファシリテーターは、チームの合意形成を支援・促進し、チームと個人の成長を促す人ということになります。
会議・ミーティングに場を限ると、組織体として高いレベルへの移行を実現するという、継続的なチームや個人の成長イメージが薄れてしまいます。
そもそも会議やミーティングは本質的に現状の理解や変化の共通認識を目的としているものです。限られた時間に完結する会議やミーティングだけではなく、もう少し時間的に長いスパンを想定すべきだと考えます。
ファシリテーション
の3つの価値
①チームビルディング(組織強化)
組織における多くの会議・ミーティングは、ある特定のテーマ・課題に焦点を絞って行われていますーコスト削減・売上アップ・人事配置など。テーマや課題に直接的に働きかける、処置・対処法・施策などの具体的解決策のみに議論が集中し、いわゆるxバンドエイド的な対応しかできていないことがほとんどです。いったんやることは決まったように思えても、定着せずいつのまにか元の通りになって、また同じことで会議を行なう。そのうち諦め感がただよいそのままの状況が続いて行く。
その根本的原因は、処置・対処法・施策を実際に行なってゆく個人にフォーカスされていないからなのです。いくら素晴らしい案が合意されたとしても、それを継続的に運用するメンバーの状態いかんによって、実行されるかうやむやになるかが決まる。個人の集合体である組織は当然のことながら個人から多大な影響を受けます。
この事はPCのソフト環境に例えることができます。合意された解決策をアプリケーション、運用するメンバーの状態をOS(操作システム)に置き換えると、わかりやすいでしょう。素晴らしいアプリケーションでもOS環境が正常に作動しないと、そのスペックをフルに発揮することができません。アプリケーションの機能は完全にOSの影響下にある訳です。同じように合意された解決策運用も完全にメンバーの状態いかんに左右されるのです。
問題をつくりだした時と同じ考え方では、その問題を解決することはできない。アインシュタインが名言として残したように組織の問題解決には、メンバー個人の考え方のレベルアップが不可欠なのです。
ココシスが提供するチームビルディングでは、まず組織を構成する個人の成長にフォーカスします。いかなる課題の解決もそれに取り組むメンバーの関係性に大きく左右されるのです。私たちは具体的解決策の運用以前に次の3ステップが必要だと考えます。
1.メンバー間の信頼関係の強化
2.個人的価値観の共有化
3.チームと個人の成長
その結果として業務の効率化と生産性の向上なのです。
多くの会議やミーティングが無駄に感じられるのは、それを運用しようとしているメンバーの個々が置かれている状態にその理由があったのです。
②コンサルティング(経営サポート)
経営の根幹に関わる事項について、専門家としての立場から経営者と同じ目線に立ち相談・助言・支援して行きます。資金調達・金融機関対応など財務、マーケティング・販路拡大など営業、組織戦略・人材育成などの人事面において、グループ企業すべてのノウハウを総動員してサポートします。
③ファシリテーティング(ファシリテーター養成)